2015年6月
夢の実現を願い 《クラブ賞》 贈呈
国際ソロプチミスト和歌山では毎年、『夢の実現』を目指して頑張っている女性を表彰、奨学金を贈呈しています。
大学院や大学、看護学校で将来の夢の実現を目標に研究、勉学に励み、卒業後は社会への貢献を目指す女性を応援します。
★「夢を生きる賞」女性のための教育・訓練賞
この賞は家族を扶養しながらキャリアアップを目指す女性に教育、技能、雇用機会の向上に必要な資源を提供するプログラムです。
中岡 美咲 様
びわこ成蹊スポーツ大学生
弟、妹の支えとなりながら、将来は体育教師を目指して勉強、アルバイトと頑張っています。
この賞は将来社会に貢献しうるべく学業、人材ともに優秀な女子大学院生 あるいは学業、人材ともに優秀であり学費の支弁が困難な女子大生に奨学金を援助するものである
樋口 智香 様
近畿大学生物理工学部大学院生
「初期胚におけるタンパク質分解機構の解明」という難しい研究をされています。
研究を通じて得られた成果を社会に還元し、将来は未来を担う子供たちに科学技術への興味、関心を高めてもらえるような指導者になるという夢も語っています。
★専門学校女子学生資格取得支援金
この賞は日本人女子専門学校、短期大学生を対象に、専門技術や特別な資格を取得するために励む有能な女子学生に支援金を援助するものである。
安原 舞 様
和歌山県立高等看護学院生
大学を卒業後、一般企業に就職も、家族の病気がきっかけで、看護師を目指す。
6月例会(17日・水曜日)ダイワロイネットホテル和歌山にて、3名の方(代理出席も含む)に表彰状と賞金を贈呈いたしました。
※これらの賞は国際ソロプチミストアメリカ連盟、日本中央リジョンでの取組として各府県より多数の応募者があります。和歌山の3名の方もソロプチミスト日本中央リジョンの各賞に応募しましたが、選外であったため国際ソロプチミスト和歌山独自で≪クラブ賞≫を贈呈しました。
| 2015.06.25 Thursday 14:02 |
東北へ 今、私たちが出来る事・・・・
国際ソロプチミスト和歌山の会員16名が、陸前高田市を中心に東北地方を訪問(5月31日―6月2日)企業見学として、津波で壊滅状態となった陸前高田市街地を盛り土により最大11メートルかさ上げしたり、二重の防潮堤を築き将来の津波に備えるための工事・陸前高田市震災復興事業(施工者/ 清水・西松・青木あすなろ・オリエンタルコンサルタンツ・国際航業の共同企業体) における、巨大ベルトコンベアを使って時間短縮を図るシステムの様子や岩手県、宮城県で復興のため頑張っている商店や施設などの見学も計画しました。
拡大していただくと《奇跡の1本松》も確認できますよ!
和歌山でじっとしていては何もわからない東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)後の現状を自分たちの目で確認してまいりたいと意気込んで和歌山を出発!
NPO法人 まぁむたかた
荻原 直子 代表理事へ支援金贈呈
今回のもう一つの目的は大震災後、東北地方で女性と女児のために活動されている女性団体を応援し、被災地の復興と「夢のある未来」の実現を少しでも支援出来れば・・・・
そんな会員たちの思いがこもる支援金を届ける事でした。
先日和歌山を訪問されました台湾のクラブ・SI台北市美倫會とFLクラブ・SI台東縣からお預かりした御芳志も一緒にお渡し致しました。
NPO法人 まぁむたかた は陸前高田市の女性たちが中心になって立ち上げたNPO法人です。
女性の視点で、陸前高田の復興支援に取組み、「女性や子どもが暮らしやすい町」「活気あふれる地域」そんな町に陸前高田がなれるよう、頑張っています。
地元弁護士による、住宅・生活再建のための勉強会と相談会を開催したり、親子クッキングを開いて、子育て世代のママさんたちを応援したり、私たちの趣旨に合致した素晴らしい団体です。
2011年(平成23年)3月11日14時46分、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生、巨大津波が押し寄せ、海上保安庁や民間の小型機・ヘリコプターなどが津波によって被害を受けた。
ターミナルビルは約3メートルの高さまで冠水し、1階部分には自動車や瓦礫が大量に流れ込みましたが、早い時期に空港は再開、その年の9月にはターミナルビルが完全復旧となりましたが、空港周辺ではまだまだ震災の爪痕があちこちに見られ、工事中の箇所が多くキャタピラーなどの重機が多くみうけられました。
青葉城見学の後、岩手県陸前高田市へバスで移動
1日目詳細はこちらより
大震災の津波によって、ほとんど何もなくなってしまい、恐ろしいほど静まり返り、遠く向こう、工事現場を挟んで海岸線が見えています。
2日目 陸前高田市 ― 盛岡市 ― 花巻市
「復興まちづくり情報館」では 震災直後の様子、現在に至るまでの復興状況、今後の取り組み等のパネルが展示されています。
続いて山から市街地に土砂を運ぶ巨大ベルトコンベアを見学に、「奇跡の1本松」も近くにあります。
見学の後は一本松茶屋にお土産を買いに移動・・・・・昆布や地酒、海産物
気仙大工左官伝承館にて、今回の支援先NPO法人まぁむたかたの荻原直子様のお話を聞くことになりました。
伝承館は気仙大工左官の優れた建築技法を後世に伝えるために建設されました。
明治初期の気仙地方の民家を想定し、当時の建築様式により、材料は全て気仙杉などの地元材を使用しています。
高台に位置し、お庭(津波で被害をうけた陸前高田市の市街地が見渡せます。)には 神戸市にある阪神淡路大震災のシンボル「1・17希望の灯り」より分灯された「3・11希望の灯り」が灯っています。
まるごとりくぜんたかた協議会の伊藤様には今回、企画に始まり現地でのご案内等、何かとお世話になりましてありがとうございました。
ご自分のおつらかった体験などもお話し頂きまして、震災当時テレビで見た風景が蘇りました。
陸前高田市・東北地方の復興もだいぶん進んで来ました。そのことを自分たちの目で確認できたこと、そして私たちの今回の活動もほんに小さな力ですが、少しはお役に立てたようでうれしかったです。
頂きました「ひまわりの種」の瓶詰・・・・大事に育てたいと思っています。
花巻市の宮沢賢治記念館、盛岡市の南部鉄器のお店にも立ち寄り、今夜のお宿は花巻温泉です。
世界遺産登録 中尊寺で
3日目 岩手県・花巻温泉―中尊寺―毛越寺―厳美渓―仙台空港―伊丹空港―和歌山・海南
運転手さん、ガイドのあやかちゃん3日間 たいへんお世話になりました。
| 2015.06.08 Monday 00:12 |
SI和歌山 ユース・フォーラム2015
Soroptimist Youth・Forum 2015
国際ソロプチミスト和歌山
ユース・フォーラム 2015 開催
日時/2015年5月23日(土) 12:30ー16:40
場所/和歌山県立図書館2F 講義・研修室
"夢を実現しよう" ―女性と女児に輝く未来を―
世界における女性たちの生き方
会長挨拶に続き、審査員長&ディスカッションでコーディネーターを務めて下さいました和歌山大学観光学部副学部長 加藤 久美様よりフォーラム開催に先立ち、お話をいただきました。
その後参加女子高生15名が論文を発表、テーマにそって各々の考えを自分らしく語り、私たち会員に感動をあたえてくれました。
優秀賞受賞
山田 奈菜絵さんの論文発表「夢の定義」
(和歌山県立和歌山高等学校3年生)
クリックすると拡大します。
休憩中は、今日初対面の他校の生徒とも仲良く!
講 評 加藤先生はご講評の中で
最優秀賞受賞 瀬戸様には7月23日(木)・24日(金)に開催されます『ソロプチミスト ユースフォーラム2015 in大阪 』(会場/国立民族学博物館)にて、他府県代表の女子高校生との交流に参加していただきます
すばらしい論文とディスカッション、高校生らしく爽やかで甲乙つけがたい皆様方でしたが、残念ながら今回選出されなかった方には参加賞を贈呈いたしました。
閉会挨拶
尊敬する女性の一人、元国連難民高等弁務官 緒方貞子さんの言葉より
「真のグローバル化とは全世界が人権を尊重すること」だ、と言われています。そのためには、視野を広げ、知識を身につけ自信をもって行動することが大切。
自分の体験や考えを世界の中に位置づけることはなかなか難しいことですが、様々な情報を得て考える機会を積極的に作っていっていただきたい・・・・・・
又、生徒の何人かが引用したマララさんのことば「Let us pick up our books and pens」より、『教育が何にも勝る力。その素晴らしい力を見に付けつつある皆さんは、今日の力強いことばを大切にし、これからのご活躍に期待し、心から応援したいと思います』 と、語られました。
瀬戸 涼風様
(和歌山県立向陽高等学校1年生)
論文「現状から考える女性の未来」
| 2015.06.06 Saturday 17:05 |