東北へ 今、私たちが出来る事・・・・
国際ソロプチミスト和歌山の会員16名が、陸前高田市を中心に東北地方を訪問(5月31日―6月2日)企業見学として、津波で壊滅状態となった陸前高田市街地を盛り土により最大11メートルかさ上げしたり、二重の防潮堤を築き将来の津波に備えるための工事・陸前高田市震災復興事業(施工者/ 清水・西松・青木あすなろ・オリエンタルコンサルタンツ・国際航業の共同企業体) における、巨大ベルトコンベアを使って時間短縮を図るシステムの様子や岩手県、宮城県で復興のため頑張っている商店や施設などの見学も計画しました。
拡大していただくと《奇跡の1本松》も確認できますよ!
和歌山でじっとしていては何もわからない東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)後の現状を自分たちの目で確認してまいりたいと意気込んで和歌山を出発!
NPO法人 まぁむたかた
荻原 直子 代表理事へ支援金贈呈
今回のもう一つの目的は大震災後、東北地方で女性と女児のために活動されている女性団体を応援し、被災地の復興と「夢のある未来」の実現を少しでも支援出来れば・・・・
そんな会員たちの思いがこもる支援金を届ける事でした。
先日和歌山を訪問されました台湾のクラブ・SI台北市美倫會とFLクラブ・SI台東縣からお預かりした御芳志も一緒にお渡し致しました。
NPO法人 まぁむたかた は陸前高田市の女性たちが中心になって立ち上げたNPO法人です。
女性の視点で、陸前高田の復興支援に取組み、「女性や子どもが暮らしやすい町」「活気あふれる地域」そんな町に陸前高田がなれるよう、頑張っています。
地元弁護士による、住宅・生活再建のための勉強会と相談会を開催したり、親子クッキングを開いて、子育て世代のママさんたちを応援したり、私たちの趣旨に合致した素晴らしい団体です。
2011年(平成23年)3月11日14時46分、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生、巨大津波が押し寄せ、海上保安庁や民間の小型機・ヘリコプターなどが津波によって被害を受けた。
ターミナルビルは約3メートルの高さまで冠水し、1階部分には自動車や瓦礫が大量に流れ込みましたが、早い時期に空港は再開、その年の9月にはターミナルビルが完全復旧となりましたが、空港周辺ではまだまだ震災の爪痕があちこちに見られ、工事中の箇所が多くキャタピラーなどの重機が多くみうけられました。
青葉城見学の後、岩手県陸前高田市へバスで移動
1日目詳細はこちらより
大震災の津波によって、ほとんど何もなくなってしまい、恐ろしいほど静まり返り、遠く向こう、工事現場を挟んで海岸線が見えています。
2日目 陸前高田市 ― 盛岡市 ― 花巻市
「復興まちづくり情報館」では 震災直後の様子、現在に至るまでの復興状況、今後の取り組み等のパネルが展示されています。
続いて山から市街地に土砂を運ぶ巨大ベルトコンベアを見学に、「奇跡の1本松」も近くにあります。
見学の後は一本松茶屋にお土産を買いに移動・・・・・昆布や地酒、海産物
気仙大工左官伝承館にて、今回の支援先NPO法人まぁむたかたの荻原直子様のお話を聞くことになりました。
伝承館は気仙大工左官の優れた建築技法を後世に伝えるために建設されました。
明治初期の気仙地方の民家を想定し、当時の建築様式により、材料は全て気仙杉などの地元材を使用しています。
高台に位置し、お庭(津波で被害をうけた陸前高田市の市街地が見渡せます。)には 神戸市にある阪神淡路大震災のシンボル「1・17希望の灯り」より分灯された「3・11希望の灯り」が灯っています。
まるごとりくぜんたかた協議会の伊藤様には今回、企画に始まり現地でのご案内等、何かとお世話になりましてありがとうございました。
ご自分のおつらかった体験などもお話し頂きまして、震災当時テレビで見た風景が蘇りました。
陸前高田市・東北地方の復興もだいぶん進んで来ました。そのことを自分たちの目で確認できたこと、そして私たちの今回の活動もほんに小さな力ですが、少しはお役に立てたようでうれしかったです。
頂きました「ひまわりの種」の瓶詰・・・・大事に育てたいと思っています。
花巻市の宮沢賢治記念館、盛岡市の南部鉄器のお店にも立ち寄り、今夜のお宿は花巻温泉です。
世界遺産登録 中尊寺で
3日目 岩手県・花巻温泉―中尊寺―毛越寺―厳美渓―仙台空港―伊丹空港―和歌山・海南
運転手さん、ガイドのあやかちゃん3日間 たいへんお世話になりました。
| 活動報告 | 2015.06.08 Monday 00:12 |