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企業見学 2

今年度の企業見学 後半の部

お楽しみの昼食の時間
漆器の町 黒江の川端通りにあるカフェ「べっちんさん」

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看板メニューの和歌山県に古くから伝わる郷土料理「早なれ寿司」か「茶粥セット」好きなものを選んでいただきました。
サバをすし飯にのせ、あせの葉で巻いた「早なれ寿司」と、おそばセットの方 少々お待ちください。
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明治45年に建てられた日本家屋をリノベーション、 伝統と現代が調和した落ち着きある空間で、漆器に盛られた料理を楽しみました。
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築約100年の邸宅での郷土料理のお食事と、紀州の伝統工芸のコレクションの素晴らしさで、テレビの「となりの人間国宝さん」に選ばれています。





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別珍(べっちん)さんの由来は、同店を経営する中山社長(大阪市)が舞台幕などに使用する生地の取り引きを手掛けていることから、「べっちんさん」と名付けられたそうです。「おいしい『早なれ』を美しい器と日本建築と共に楽しんでいただき、地域の人をはじめ、多くの人のおもてなしをしたい」との事です。

午後からは、浄國寺の蒔絵天井画の見学 
漆の町 海南・黒江の寺院だからこその蒔絵の天井画です。
黒江の漆工芸家・橋爪靖雄さんが手掛けた浄國寺の蒔絵天井画、日本でも珍しい 漆を使った大作、見ごたえがあります。

浄國寺には、樹齢600年と言われる2本の大きなクスノキがあり、有名です。御門からはみ出ています。

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荻野昭裕住職から依頼を受け、本堂左右両余間の天井に蒔絵で「四季の草花と星座」 をテーマに制作

右余間は春夏の、左余間は秋冬の草花と星座が描かれています。

蒔絵一枚の大きさは縦約60cm横約50cm、 季節ごと21枚の計84枚
広さ10畳の各間天井に縦7枚、 横6枚
橋本先生より
伝統工芸の漆工技術を駆使し、 全て手作業。 主に螺鈿(らでん)、 梨地(なしじ)、 金箔(きんぱく)を使い、 輝く星座は玉虫箔で表現した。 「失われつつある伝統技術を下地から塗り、今後100年は残ると考えて作りました。達成感 を感じられる仕事ができたと思います」「見に来られた方に喜んでもらいたい」 とのお話しをお聞きしました。

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コロナ禍で、なかなか会員が一緒に活動できませんでしたが、黒江の町で久しぶりに楽しい時間を過ごすことが出来ました。橋本先生の浄國寺の蒔絵天井画も本当に素晴らしいものでした。

今日一日に感謝して。

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| | 2022.01.16 Sunday 15:03 |

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